【北杜市】わざわざ行く価値あり|ワインに合う本格派フランスパンの店

南アルプスの美味しい水と、新鮮な清里高原の牛乳で知られる山梨県北杜市。

県外からパン屋巡りに訪れる人が絶えない、隠れた「パン屋激戦区」北杜市の中でも、わざわざ行く価値ありのお店、「ル・プレジール・デュ・パン」を紹介します。

結論から言うと、ル・プレジール・デュ・パンは、値段が高くても「生地の味」を楽しみたい人向けの本格派パン屋です。

ふわふわ甘いパンは少なめですが、噛みしめるほど旨みが広がるハード系は絶品。

観光ついででも“外したくない人”なら、わざわざ行く価値があるお店です。

目次

フランスパン好きなら一度は訪れるべき理由

ル・プレジール・デュ・パンは、フランスで修行したフランス人のパン職人さんが営むお店です。

日本の有名ブーランジェリーの勤務経験もあるこの職人さんの真骨頂は、フランス伝統のハード系パン。

何も付けずにそのまま生地の味を楽しめて、噛みしめるほどに小麦と塩の旨味を感じられるパンを、種類豊富に取り揃えています。

バターの風味が強いのに、脂っこさ・しつこさを全く感じられないハード系のパンは、具やトッピングは最小限の直球勝負

余計な材料が入っていない分、日持ちもするのでお持ち帰りにも最適です。

また本場フランスのパン屋さんと同じく、主食のパンの他に菓子パンや焼き菓子、ケーキ類もお店で焼いています。

硬いパンが苦手という方には、スイーツ系という選択肢もあり。

マドレーヌやカヌレなど、日持ちする焼き菓子も豊富で、大切な人へのプレゼントや、お土産を探すのにもぴったりです。

どんなパンがおすすめ?

本格派パンが大好きなこだわり派には

まずは、パリ市のバゲットコンクールで3位入賞した「バゲット」(税込¥360)をおすすめします。

ザクザクとした食感が香ばしい外側のクラスト、特に程よく焦げた底の生地の味わいと、しっとりもっちりした中の生地のコントラストが最高です。

また、チーズ・ワイン好きの方に、個人的にぜひ試していただきたいのはハード系の「オーベルニャ」(税込¥540)

一見シンプルに見えるのですが、口に入れた瞬間に広がるブルーチーズの風味と、たっぷり入ったくるみの風味が癖になる一品です。チーズの味が濃いのに脂っこくなく、また程よい塩気も相まって、ワインと一緒にいつまでも食べていられます。

見た目のシンプルさからは思いもつかない、深く複雑な味わい。このお店の特徴を端的に表している、象徴的なパンです。

柔らかくて甘いパンも好き、という方には

初心者がまず買うなら、フランス産発酵バターを使ったクロワッサン系のパン。また、シンプルで柔らかい味わいのヴィノエワーズ(ミルクパン)系のパンもおすすめです。

筆者の一押しは「クグロフ」(税込¥500)です。

甘さ控えめでふんわりとした生地と、ラムレーズンとシロップが混ぜ込まれたブリオッシュ生地。サク・フワッ・ジュワッと3段階の食感と味が楽しめます。

実際に来店してみました

2026年1月、身を切るような寒さの平日朝8時、開店時間ぴったりにお邪魔しました。

八ヶ岳がスッキリと見渡せる快晴の青空に、白いログハウス風の建物。はためくフランス国旗が目印です。

扉を開けるとふんわりと柔らかいバターの香り。
店の奥から店主のフランス語が聞こえてきます。まるでフランスの片田舎に訪れたような気分。

陳列棚の左半分には焼き立てのパンがぎっしりと並んでおり、香ばしい香りが漂います。

右手のケーキショーケースには、ガトーショコラやチーズケーキなどのケーキ類と、キッシュ、惣菜、サンドイッチなども並んでいます。

どれを選ぼうか迷っていると、どんどんお客さんが入ってきていつの間にか後ろに長い行列が。

パンの陳列棚は、バゲットをはじめとするハード系、クロワッサン・デニッシュ系、チャパタなどの変わり種系、そしてソフトで甘いデザート系の4種類でざっくり分けられていました。

それぞれのジャンルの代表的なパンを選んで購入。種類が多くて本当に迷ってしまうのですが、後ろに行列ができてしまうとゆっくり考えてもいられません。

初めて行く場合は、あらかじめホームページなどで食べてみたいパンを決めていくのがおすすめです。

実際に行ってみてわかった、このお店の良かった点と注意点

良かった点

本格派でありながら、幅広い人が楽しめる多彩なラインナップ

こだわり派も納得する硬派なハード系パンから、チョコチップの入ったミルクパンまで、誰も置いてけぼりにしないパンのラインナップに、店主の優しさとこだわりを同時に感じられます。

自家製天然酵母で発酵させた食パンもおすすめ

八ヶ岳のお土産にぴったり

南アルプスの美味しい水と、フランス産の小麦やバターで焼いた本格パンとスイーツ。

隠れたパン好きの聖地、北杜市で気鋭のフランス人ブーランジェが焼いたパティスリーは、八ヶ岳観光のお土産にぴったりです。

食べ応えたっぷりのサイズ

実際に買ってみてわかったのですが、どのパンも、一つ一つが大きく、ずっしりと重いのです。

少食な女性だったら、ハード系一つでランチはお腹いっぱいになるのではと思うほど。

一つ買うだけで大満足のボリュームなので、観光ついでに、朝ごはんや昼ご飯としてここでパンを買っていくのもおすすめです。

イートインはできませんが、店の前の日当たりの良い場所に、一休みできるガーデンチェアとテーブルのセットがあります。

暖かい季節などはそこでゆったり景色を眺めながらパンを楽しむのもあり。

正直レビュー|注意点

田舎にしてはお高め

価格の中央値は400〜500円台。安さと量を重視する方にはおすすめしません。ただ、それぞれのサイズと質量が大きいため、満足感も高いです。

初心者には少し分かりにくい

伝統的な製法で作られたフランス風のパンの数々は、一見とてもシンプル。いわゆる「映え」を意識した見た目ではありません。

名前もフランス語(カタカナ併記)のため、見ただけではどんなパンか少し分かりにくい面があります。

初めての方は、空いている時間帯を狙って、ゆっくり商品カードの解説を読むか、お店の人に聞きながら買うのがおすすめです。

アクセス

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この記事を書いた人

山梨在住|地元の魅力・穴場観光スポットを掘り起こす取材型ライター。
神社仏閣・ワイナリー・パン屋・自然散策など、混雑を避けて静かに楽しめる山梨の魅力を地元目線で発信。
女性ひとり旅・大人旅向け観光ブログ「山梨ナビ」運営中。

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